代表プロフィール

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有冬典子(ありとうのりこ)

株式会社 Corelead 代表取締役 / 有冬C&Cコンサルティング 代表
名古屋市立大学大学院修了

メーカーにて総合職を3年間経験後、外資系人材派遣会社へ転職。飛び込み営業での新規開拓および深耕開拓営業を担当。入社3年目で全社営業マン800人中2位の成績を納めトップセールスとなる。

その後、150名をマネジメントする経験を得て、豊かな働き方や生き方を実現するためには、自律型キャリア意識の確立とコミュニケーション能力が必須と痛感。2002年「私を生きるあなたと生きる」を活動理念に、シーズ・キャリアリサーチ(現有冬C&Cコンサルティングを立ち上げ、独立。
企業・地方自治体にて研修講師活動やセミナー企画主催を展開する傍ら、プロジェクトのチームのリーダーとして複数の若手講師の育成、マネジメントを行いリーダーシップの経験を積む。

2017年、自らのコアな願い(理念・志)から周りに影響力を発揮する、戦わないのに無敵のリーダーシップ「コアリーダー」育成の株式会社Corelead事業概要参照)を立ち上げる。
次世代型リーダーシップ開発、組織風土改革コンサルティング、ダイバーシティ及び女性活躍推進普及講演や研修を中心に年間100本以上の登壇数を抱え全国を飛び回り活動している。

親しみやすい人柄と、ユーモアを交えたわかりやすい解説に定評があり、毎回満足度90%以上の講師評価を誇る。

<著書>『リーダーシップに出会う瞬間〜成人発達理論による自己成長プロセス』日本能率協会マネジメントセンター

<資格等>CTIJapan Co-ActiveRリーダー シッププログラム修了、(株)ワーク・ライフバランス 上級認定コンサルタント

<講演実績 ※敬称略>
株式会社デンソー・株式会社トヨタ自動車・ソニー株式会社・東京海上日動火災保険株式会社・株式会社堀場製作所・日本生命保険相互会社・新日鐵化学株式会社・損保保険ジャパン日本興亜株式会社・中部電力株式会社・東海テレビ放送株式会社・東邦ガス株式会社・大同特殊鋼株式会社・三菱自動車エンジニアリング株式会社・スズキ株式会社・トヨタホーム株式会社・トヨタ車体株式会社・株式会社トヨタレンタリース名古屋・トーエネック株式会社・ジェイアイシーセントラル株式会社・林テレンプ株式会社・中日本道路公団・ブラザーインターナショナル株式会社・日本海ガス株式会社・日華化学株式会社・カリツー株式会社・OBK総研(共立総合研究所)・アデコ株式会社・日本トランスシティ株式会社・JR東海名古屋高島屋・遠州鉄道・東海労働金庫・株式会社池田模範堂・株式会社テクノ中部・アイシン精機株式会社・株式会社ゲオホールディングス・株式会社シジシージャパン・マルサンアイ株式会社・不二製油株式会社・碧海信用金庫・愛知労働金庫・百五銀行・岐阜信用金庫・JAあいち豊田・JA愛知中央会・JA三重中央会・JA尾張中央・株式会社オプティム・四日市合成株式会社・三重県庁・四日市市役所・福井市役所・名古屋大学・名古屋工業大学・南山大学・愛知教育大学・岐阜大学・名古屋市立大学・名古屋女子大学・三重看護大学・愛知医科大・松坂中央総合病院・いなべ総合病院・鈴鹿厚生病院・増子記念病院・笠寺病院・白川病院・加賀こころの病院・株式会社Wiship・株式会社オフィスリブラ・福岡天狼院書店・エソラ池袋天狼院書店・KDDIまとめてオフィス株式会社・MS&ADシステムズ株式会社・中国労働金庫・南部銀行・愛知銀行 ほか(順不同 敬称略) 受講者数は述べ6万人を超える

<講演タイトル>
・戦わないのに無敵のリーダーシップ〜共鳴型リーダーシップが未来を創る
・リーダーシップの発揮と葛藤との向き合い方
・私らしいリーダーシップで輝く〜大切なことを本当に大切にしてはたらく
成人発達理論に学ぶ新しい時代のリーダーシップとは   他

<研修>
・共鳴型リーダーシップ開発
・次世代型リーダーシップ開発

コアな願いとして  有冬典子

(株式会社eumoAcademy 事前提出レポート『私が創造したいこれからの社会』より)

「私が自分の全ての活動を通し、命のある限り創造していきたいと願う社会は、人々が自分の無意識領域に健全な責任感を持っている大人の社会です。
無意識領域に無頓着なことは、とても残酷なことだと考えています。たとえば、モラハラ、セクハラ(そして、DVも)などは、被害者側・加害者側の無意識領域同士が引き起こす、行き過ぎた悲劇であるという見方ができます。 しかし、意識の上では、両者とも自分の正義で自分の無意識をラッピングして、無頓着になろうとしがちです。
「自分が本当は何を求め、願っているのか」を直視できたとき、やっとそのドラマから解放されます。NVCでいうところの、「(無意識下にある)ニーズに気がつく」以外に、この暴力的なドラマから抜けることは、なかなか出来ないものなのです。人間社会で繰り返し起きている争いの根本にあるものを紐解いていくと、個人の無意識領域への無頓着さに、原因を見ることができます。その原因の多くは、羨望、執着、怨恨、承認欲求、独りよがりな正義感、などなどとなるでしょうか。

 外科医を経て、古代メキシコの智慧を伝えるヒーラーとなったドン・ミゲル・ルイスは、書籍の中でこのような内的ネガティブ感情のことを「自分のゴミ」と表現しています。そして、ひとができることは「自分のゴミ」のお掃除だけで、「他者のゴミ」を拾ってあげることもできないし、「自分のゴミ」を他者に拾わせることも、本来不可能だと教えてくれています。2010年にこの概念に出会って感銘を受け、また2015年に成人発達理論にも出会い、つまり、人の自立、成熟性とは、自分のゴミをちゃんと自分でお掃除できるようになることだと私は理解しました。自分の心のお掃除ができる、自分の無意識領域に責任が持てる人同士の交流は、非常に豊かなものとなるでしょう。
 私は、人は、愛されるより愛する方が快感が強いのではないか、と常々思っています。にもかかわらず、人は自分の愛を差し出すことをためらいます。優しくすることで、「無意識に」見返りを求めたくなり、それができないときの寂しさや悔しさが心によぎると、差し出そうとした手を引っ込めてしまうのです。自分の無意識領域に責任をもてていれば、その見返りは相手に自分のゴミを拾わせようとするただの期待・承認欲求であり、相手はそれに答える義務などないと理解でき、期待を手放せることができるのです。これらのメカニズムに自覚的である者同士の交流は、結果的に優しさを気前よく出せる豊かな関係性として結実します。
ひとが自分の善性を抑えることは苦しいものです。自分の素直な欲求に従い、相手からの見返りなど期待せず、「ただ、優しくしたいからしているだけである。自分の中の優しさを体験したいだけである」という意識から、のびやかに人とのつながりを楽しめるからです。一方、愛を施される側も、なんの義理もお礼も考えなくていいのです。お礼は、したければすればいいし、したくなければ、しなくていいのです。無意識領域に責任が持てている相手は、「義理」行為の虚しさを知っており、なにより「やりたいからやっているだけ」ということに終始しているので、お礼のある無しにこだわりはないからです。
このように、喜ぶ義務、返報の義務がなくなったとき、ひとは、他者から届いた思いやりや愛を真に純粋に喜べます。全身で受け取り満喫できます。それは、与えた側にとっても深い喜びになるでしょう。
 
 さらに、無意識領域に責任が持てる人が集まるコミュニティでは、自由な自己表現が許されます。実は、「私が創りたい未来の社会像」として、これが最も私が魅力に感じているところです。そのようなコミュニティでは、自己表現したときに投げつけられる、羨望、嫉妬、嘲笑の泥玉の恐れから、解放されているでしょう。無意識領域に関する智慧がもっと深まれば、ジェラシーは、人生の羅針盤であることに気がつくようになります。他者の、のびやかな自己表現は、自分に向けて開かれようとしている扉から溢れる眩しい光であると知るのです。そのコミュニティでは、皆が自由に、自分の自己表現に夢中になれます。
互いに、新しい方向性を刺激し合いながら…。この世に命を持って生まれた人間にとって、伸びやかに自分の創造性を楽しめる自由が許されている社会は、まさに理想の社会でしょう。
というわけで、自分の無意識領域に責任を持ち、自由に愛情を与え合い、だれも、自分の創造性を妨げない、のびやかな世界、自分のコアから生きられる世界。すべての人が、「私を生きる あなたと生きる」が叶う世界が、私の創造したい社会です。人々が、好奇心旺盛に自分の無意識領域を意識的領域として開拓し続ける、そんな姿勢がスタンダードである社会が、近い未来に出来上がってほしいと、切に願っています。
もちろん、幼い頃や若い頃は、智慧もスキルも未熟で、自分のゴミに埋もれて泣くことしかできないものです。その時期は、他者が丁寧に拾ってくれたり、拾い方を教わる体験が必要です。その体験を与えてあげられる大人が必要です。少なくとも、私はそういう大人でありたいと思っています。
これが、私のコアな願いであり、ビジョンであり、全ての活動における行動指針です。」
2021年1月 eumoacademy事前レポート『私が創造したい社会とは』より

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